第55回午前6 ― 脊髄損傷
30 歳の男性。頸髄損傷完全麻痺(第6頸髄まで機能残存)。上腕三頭筋の筋力検
査を行う場面を図に示す。
代償運動が出現しないように作業療法士が最も抑制すべき運動はどれか。
- 体幹屈曲
- 肩関節屈曲
- 肩関節外転
- 肩関節外旋
- 前腕回内
答え:4
- C6までなのに体幹運動できるか!ってことで×。
- やったところでこの肢位では肘屈曲するくらいなんだよな、ってことで×。
- この肢位からどうやって外転するよ?屈曲と一緒じゃん?ってことで×。
- 正解。ちょっと肘伸展するような動き出るから。
- 回内したところで三頭筋や肘関節運動に影響及ぼさなくない?ってことで×。
できることなら自分でこの運動やってみたらなんとなく分かるかな。
試験中にやったら怪しまれるかもしれんけどw
それぞれの筋の作用とか覚えてたら解きやすいかな。