ぽとねーす。 | Psychiatry Ot National Examination Easy Study

精神科で働く4年目作業療法士によるOT国試対策ブログ

第55回

第55回午後96 ― 認知症

認知症患者に対して行われるのはどれか。2つ選べ。 音楽療法 内観療法 森田療法 精神分析療法 リアリティオリエンテーション 答え:1・5 正解。リラックスできる音楽をかけることで不安を和らげたり、懐かしい歌ったり。 室内で一人で自己洞察するような療法…

第55回午後49 ― 認知症

Alzheimer型認知症で正しいのはどれか。 まだら認知症の特徴を示す。 症状の経過は階段状の増悪を示す。 認知症症状は老人斑の形成より遅れて出現する。 神経原線維変化はタウ蛋白の細胞外沈着により起こる。 現在では認知症治療薬を使用することで根本的治…

第55回午後43 ― 認知症

Alzheimer型認知症の進行度を ADL 障害の程度から評価するのはどれか。 Behave-AD DASC-21 MoCA-J FAST MMSE 答え:4 認知症症状・異常行動の重症度評価尺度だから×。周囲からの観察評価でできるやつ。 地域で生活する方の認知機能障害と生活機能障害を評価…

第55回午前94 ― 認知症

早期の前頭側頭型認知症でみられないのはどれか。 幻 視 常同行動 病識低下 自発性低下 社会的対人行動の障害 答え:1 末期だったら可能性あるけど初期ならない、ってことで〇。レビーならね。 あるから×。同じ行動ずっと繰り返しちゃう。 あるから×。 ある…

第55回午前43 ― 認知症

認知症患者とのコミュニケーション上の配慮で最も適切なのはどれか。 にぎやかな環境で話す。 指示は詳細なものにする。 身振り手振りは使わない。 沈黙した場合は話題を変える。 話題は本人と関係のあるものにする。 答え:5 注意選択難しい人おるのに気が…

第55回午前28 ― 認知症

自宅で電話の応対ができないといった認知症症状の進行があり、意思疎通の困難さがあるが、介助者が注意していれば日常生活は自立できている。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクはどれか。 Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ 答え:2 迷子になるとかできてたことにミ…

第55回午前13 ― 認知症

66 歳の男性。要介護1となり介護老人保健施設に入所した。入所1週後、作業療法士によるリハビリテーションを行うために機能訓練室に来室した際、動作の緩慢さと手指の振戦が観察された。妻は本人が中空に向かって「体操服姿の小学生がそこにいる」と言うのを心…

第55回午前7 ― 心電図

心電図をモニターしながら訓練を行った際の訓練前と訓練中の心電図(別冊No.2)を別に示す。変化に関する所見で正しいのはどれか。 二段脈 心房粗動 心室頻拍 ST の低下 上室性頻拍 答え:4 分からん。 これだったら低い波がビヨビヨしてなかったっけ? これ…

第55回午後6 ― 筋ジストロフィー

Duchenne 型筋ジストロフィーの患者が床から立ち上がる様子を図に示す。厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類によるステージはどれか。 ステージ2 ステージ4 ステージ5 ステージ6 ステージ8 答え:1 正解。この登攀性起立(Gowers兆候)は階段昇降できるレ…

第55回午後84 ― 脊髄損傷

脊髄損傷で正しいのはどれか。 受傷直後は尿失禁状態となる。 排尿筋括約筋協調不全は生じない。 残尿が 150 mL では導尿は不要である。 核・核下型神経因性膀胱であれば尿道カテーテル長期留置を行う。 核上型神経因性膀胱であればトリガーポイントの叩打に…

第55回午後83 ― 脊髄損傷

Brown-Séquard症候群で損傷髄節よりも下位の反対側に現れる症状はどれか。2つ選べ。 運動麻痺 触覚障害 痛覚障害 温度覚障害 深部覚障害 答え:3・4 損傷側が障害されるから×。 両方障害されるから×。 正解。 正解。 損傷側が障害されるから×。 (菅原洋子(…

第55回午後11 ― 脊髄損傷

25歳の男性。頸髄完全損傷、Zancolli の四肢麻痺上肢機能分類でC6A。ベッド・車椅子間の移乗動作の自立を目指して天井走行型リフトを使用した訓練を行うことになった。吊り具の写真(別冊No. 2)を別に示す。選択する吊り具として正しいのはどれか。 ① ② ③ ④…

第55回午前30 ― 脊髄損傷

脊髄損傷患者において、仙髄領域の評価で ASIA の評価表に含まれているのはどれか。2つ選べ。 肛門括約筋の随意収縮 仙髄領域の感覚 球海綿体反射 肛門の緊張 肛門反射 答え:1・2 正解。肛門を意識的に動かせるか否かが評価対象に入っている。 正解。肛門の…

第55回午前6 ― 脊髄損傷

30 歳の男性。頸髄損傷完全麻痺(第6頸髄まで機能残存)。上腕三頭筋の筋力検査を行う場面を図に示す。代償運動が出現しないように作業療法士が最も抑制すべき運動はどれか。 体幹屈曲 肩関節屈曲 肩関節外転 肩関節外旋 前腕回内 答え:4 C6までなのに体幹…

第55回午後26 ― 関節可動域測定法

関節可動域測定の運動方向と参考可動域角度(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 肩水平伸展 ――― 30° 肘屈曲 ――――― 120° 手背屈 ――――― 50° 股内転 ――――― 30° 足底屈 ――――― 45° 答え:1・5 正…

第55回午前1 ― 関節可動域測定法

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。 肩甲帯挙上 肩内転 胸腰部屈曲 頸部右側屈 足部外転 答え:1・4 正解。 それじゃ肩甲帯だな、正しくは「肩峰を通る床への垂直線」。 見たこと…