第52回午前82 ― 脊髄損傷
中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 高齢者に多い。
- 骨傷に伴って生じることが多い。
- 頸椎の過屈曲によって発生することが多い。
- 肛門括約筋の収縮が障害されることが多い。
- 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い。
答え:1・5
- 正解。年取って脊椎変形したりじん帯硬くなったりして脊柱管狭くなったところに転んで外力加わってダメージ、ってところ。
- 多くはない、ってことで×。骨あかんかったらやられるのって外側だろうしね。
- 過伸展が契機になりやすいから×。
- 仙髄は障害されない可能性高いから×。
- 正解。脊髄の解剖的に中心から頸髄→胸髄→腰髄→仙髄と道が走るから。
(菅原洋子(編):作業療法学全書第4巻作業治療学1身体障害.改訂第3版,p96-103,株式会社協同医書出版,2016.)