第52回午後8 ― 脊髄損傷
20 代の男性。頸髄損傷完全麻痺(Zancolli の四肢麻痺上肢機能分類 C6B2)。仰臥位から長座位へ垂直方向の起き上がり動作獲得のために練習を行っている。図に示す肢位で肩甲帯を左右に振り重心を移動することを繰り返す。
正常以上の関節可動域拡大を目的とした関節運動はどれか。
- 頸部伸展
- 肩甲骨外転
- 肩関節水平伸展
- 肩関節内旋
- 肩関節外旋
答え:3
- 首は別に伸展してないやん、ってことで×。
- それだったら肩まるめるような姿勢にせなあかんから逆の運動やん、ってことで×。
- 正解。通常の肩関節だったら左のイラストまで動かんわ。
- その運動はしてないやろ、ってことで×。
- 上と同文。ってことで×。
もうこれイラスト見てサっと答えるしかなくないか?
専門書だったら起き上がり動作獲得のために必要なもので上がってくるのかな。