第52回午後11 ― 筋萎縮性側索硬化症
57 歳の男性。筋萎縮性側索硬化症と診断されて3年が経過。四肢や体幹に運動麻痺を生じてベッド上の生活となり ADL は全介助。さらに球麻痺症状を認め、安静時も呼吸困難を自覚する。
この患者がコミュニケーション機器を使用する際の入力手段として適切なのはどれか。
- 舌
- 手 指
- 口 唇
- 呼 気
- 外眼筋
答え:5
- 球麻痺症状あるのに満足に動かせるか、ってことで×。
- 四肢に運動麻痺あってADL全介助レベルだと難しいだろ、ってことで×。
- 球麻痺あるから×。
- 安静時に呼吸困難あるくらいやのに〇す気か?ってことで×。
- 正解。センサーとかつけてね。
(菅原洋子(編):作業療法学全書第4巻作業治療学1身体障害.改訂第3版,p255-256,株式会社協同医書出版社,2016.)
球麻痺が何なのかさえ分かっていれば解ける問題かな。
後は問題文に全部載ってるし。