第56回午前1 ― 関節可動域測定法
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 母指橈側外転
- 指外転
- 胸腰部屈曲
- 股関節屈曲
- 足部外転
答え:2・5
- 母指動かすのになぜ基準を中指にした?基本軸は「示指」。
- 正解。だけどいまだに使ったことないわ。
- なにこれ大転子を通る床への垂直線が基本軸?そんなの見たことない。基本軸は「仙骨後面」、移動軸は「第一胸椎棘突起と第五腰椎棘突起を結ぶ線」。
- このやり方でやったら骨盤動いて測れんわ。正しい測定肢位は「膝関節屈曲位」。
- 正解。だけどこれもいまだに使ったことないわ。
(岩﨑テル子(編)ほか:標準作業療法学専門分野作業療法評価学.第2版,p90-96,株式会社医学書院,2014.)
基本中の基本の問題ですね。
毎年1問は出るやつ。
体で覚えたら楽かな。