第56回午前75 ― 心電図
心電図の房室ブロックの所見で正しいのはどれか。
- Wenckebach 型房室ブロックでは PR 間隔が不変である。
- 第1度房室ブロックでは QRS 波は脱落しない。
- 第1度房室ブロックでは PR 間隔が 0.1 秒以上になる。
- 第3度房室ブロックでは P 波が完全に脱落している。
- Mobitz II 型房室ブロックでは PR 間隔が徐々に延長する。
答え:2
ゴメンナサイこれまったく資料手元にないので分かりません…
現場で心電図とってるのは見たことあるけど結果全く見たことないわ。
第56回午前5 ― 心電図
75 歳の男性。糖尿病でインスリン療法中。胸部不快感で受診した。半年前と今回の心電図(別冊No. 2)を別に示す。
今回発症したと考えられる病態はどれか。
答え:2
- 資料手元にないし忘れた。けど×。
- 正解。だけど見方が分からん。Q波が目立ってるのか?
- これ基本の波はなんとなく分かるけど基線がやけにビヨビヨ波打ってるやつやったかな?ってことで×。
- 半年前のは起こってるけどね。ってことで×。
- 資料手元にないし忘れた。けど×。
(奈良勲(監)ほか:標準理学療法学・作業療法学専門分野生理学.第4版,p100-103,株式会社医学書院,2014.)
これ国試前に詳しいプリントを配られたのは覚えてる。
そのプリントはさすがに実家置いたままだわ。
心電図系フォローできなくてゴメンナサイ。
第52回午前89 ― 筋ジストロフィー
第55回午後6 ― 筋ジストロフィー
Duchenne 型筋ジストロフィーの患者が床から立ち上がる様子を図に示す。
厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類によるステージはどれか。
- ステージ2
- ステージ4
- ステージ5
- ステージ6
- ステージ8
答え:1
- 正解。この登攀性起立(Gowers兆候)は階段昇降できるレベルで見られる。
- なんとか歩けるレベルだから床から立ち上がるのはキツイかな。ってことで×。
- 立って歩くの無理ならレベルだから×。
- 上と同文。×。
- もう寝てるだけになる。ってことで×。
(伊藤利之(監)ほか:ADLとその周辺―評価・指導・介護の実際.第3版,p200,株式会社医学書院,2016.)
この立ち方が結構特徴的。
障害度分かってれば分かりやすいかな。
選択肢も優しいし。
障害度の詳細は↓
第56回午前4 ― 筋ジストロフィー
7歳の男児。Duchenne型筋ジストロフィーの患者で、下肢筋力が低下し、椅子からの立上がり、階段昇降ができない。手すりを利用し、5mほど歩行可能である。
厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類のステージはどれか。
- ステージⅡ
- ステージⅢ
- ステージⅣ
- ステージⅤ
- ステージⅥ
答え:3
- 階段昇降できないから×。
- 椅子から立ち上がれないから×。
- 手すり使って5m以上歩けるから正解。
- 歩けないけど四つ這いレベルだから×。
- ずり這いレベルだから×。
(伊藤利之(監)ほか:ADLとその周辺―評価・指導・介護の実際.第3版,p201,株式会社医学書院,2016.)
これはなんとなく覚えといたらいけるかな。
ざっと書くと
こんな感じ。
もっとざっくり言ったら
Ⅰ:一人で階段
Ⅱ:手すり使って階段
Ⅲ:椅子立つ
Ⅳ:5m以上歩く
Ⅴ:四つ這い
Ⅵ:ずり這い
Ⅶ:座位保持
Ⅷ:常に臥床
だね。
これを頭の中で絵にして覚えてたらいける。